●生活害虫棲息ガイド ●防除剤・繊維製品防虫剤の使用方法
●ワラジムシ・ヤスデ・ナメクジ・クモ ●アリ・ハチ・チョウバエ・ダンゴムシ ●カメムシ・キクイムシ・カツオブシムシ・イガ
「ワラジムシ類」
 ワラジムシ目(等脚類)の甲殻類。灰褐色の小判形、体長約10mm。
 ダンゴムシに似ているが扁平。刺激しても体を丸めません。世界に広く分布し、住宅周辺の石の下、植木鉢の下など陰湿な所に多くすむ。
「ヤスデ類」
 ヤケヤスデ 体長約20mm、梅雨明けの頃に庭の隅にある枯れ葉や腐植土の中に発生し、生息していますが、ときには屋内に侵入して、這い廻ることがあります。
 形が不快感を与える上に悪臭を発散するので嫌われます。
「ナメクジ類」
 カタツムリと同じ軟体動物で、我が国には10種類が知られています。
チャコウラナメクジ 体長70㎜茶褐色で頭に近い背中の部分に退化した貝の痕跡があります。
 住居の庭、畑などに生息し、夜行性で昼は湿った所に潜み、夜、植物の芽、葉、根、球根などを食害します。 梅雨時期など湿度が高い時には屋内にも侵入してきます。
  また、室内に持ち込まれた植木鉢の下に付いていて、付近を這い廻ることがあります。
「クモ類」
 クモ類には、網を張るものと、網を張らない徘徊性のものがいます。
クモ類は昆虫を補食するので、衛生害虫や農業害虫の天敵として昔から「益虫」といわれております。
 一方、その形態による恐怖感や張った網に埃が付着して不潔感があり、不快害虫としても扱われています。
 人を咬害するクモ類は我が国においては、コマチグモ類(とくにカバキコマチグモ)だけが該当します。
カバキコマチグモは、庭、田などに生息し、稲科の植物の葉を巻いて巣にしています、不用意に人が触れると咬害を与えます。
 咬まれると激しい痛みが持続し、紅斑、腫張が起こり、重症の場合には発熱やショックが起きることもありますので、注意が必要です。